役員運転手の実態!「収入」「業務内容」「資格」気になる実情大公開
2021年05月12日
役員運転手とは、会社の社長や役員、VIPを社用車で目的地までお送りする仕事です。
寡黙で常に安全運転、時には秘書のような仕事をしているといったイメージがあるでしょうか?
しかし実際は直接接する機会があまりないため、役員運転手の実態はなかなか目に見えません。
役員運転手の実際の収入は?
仕事内容や勤務時間は?
実際に働こうと考えたとき、不安を感じるのではないでしょうか?
どのような仕事も同じですが、役員運転手の業務や収入は、勤務先や勤務体系によって大きく変わります。
ここでは平均的な役員運転手の実態を、分かりやすくご紹介します。
目次
1、役員運転手の実態
役員運転手に転職を考えたとき、どういったことが気になりますか?
例えば以下のようなことではないでしょうか?
・生活に困らないだけの収入が保証されるのか?
・自分の持っている資格で問題ないか?
・残業や休日出勤の有無は?
・担当する役員との相性は?
ここでは役員運転手の「業務内容」「平均収入」「必要な資格とスキル」「ストレス」の実態をご紹介します。
1-1. ①業務内容
役員運転手の業務の基本は、担当する役員を目的地まで送り届けることです。
しかし実際に運転している時間はそれほど長くなく、待機している時間の方が長い傾向があります。
待機時間には社用車の洗車や点検、次の運行予定や道路の確認を行います。
会社が土日休みでも、担当役員が接待や会議があれば出勤しなければなりません。
早朝や夜間の勤務になることもあるでしょう。
そのため場合によっては仮眠を取る必要もでてきます。
役員運転手に限らず、どんな仕事もそうですが有給休暇を取りやすい会社もあれば、取りにくい会社もあります。
役員運転手の業務時間の実態は会社によってかなり差があるものと考え、残業手当や勤務時間など、気になる部分は入社前に確認をしましょう。
1-2. ②平均収入
厚生労働省の賃金構造基本統計調査で、役員運転手は「自家用乗用自動車運転者」に区分されています。
それによると、年収は約358万円。
似たような業種のタクシー運転手も357万円と、それほど大きな差はありません。
ただタクシー運転手は歩合制で毎月の給料に変動があるのに対し、会社の社員として雇用される役員運転手は給与が安定してもらえる実態があります。
また業務内容でも触れましたが、役員運転手は勤める会社によって勤務時間に差があります。
残業や休日出勤が多ければ、比例して収入も増えるはずです。
今までの生活水準と比較して、どの程度増減があるのかを見極めて会社を選ぶ必要がありそうです。
さらにトップドライバーになると、平均年収をはるかに上回る収入の人もいます。
当然優れたスキルを身につけているためです。
ではどういったスキルが必要なのでしょうか?
1-3. ③必要な資格とスキル
役員運転手は社用車を運転するため、タクシーやハイヤー運転手のように第二種運転免許は必要ありません。
第一種免許があれば勤務できるので、資格に関してはそれほど厳しい規定はないと言えます。
ただし高度な運転技術が求められます。
社用車は大型や左ハンドルの車も多いため、一般車以上に運転に気を遣うためです。
しかも乗っていただくのは会社の社長や役員といった、VIPの方。
仕事や休息の邪魔にならないよう、快適な運転を心がけます。
また役員運転手は資格以上にスキルを求められます。
運転技術以外に必要なスキルは以下のようなものです。
《役員運転手に必要なスキル》
ビジネスマナー
細やかな気遣い
守秘義務の徹底
少なくともこれらのスキルを身につける努力が必要でしょう。
1-4. ④ストレス
これだけのスキルを求められる厳しい環境で気になるのは、ストレスです。
ストレスはなかなか実態の見えにくい問題でもあります。
そんな中でもよく言われるのは、運転中の気遣いにストレスを感じるというものです。
運転中は運転だけに集中すればいいわけではありません。
後部座席にいる役員の動向に注視し、寒そうにしていれば社内温度の調整をしたり、書類に目を通したり何かを書いているようであれば、トンネルに入らないルートを選ぶといったことが必要です。
つまり言われなくても行動を起こせることが理想で、常に神経を研ぎ澄ませていなければならないということです。
他にも職場にもよりますが、用事のあった休日に仕事が入れば自分のことは二の次になります。
プライベートが犠牲になることがストレスに感じてしまうこともあるでしょう。
さらに担当する役員との相性によって、ストレスを感じることもあるかもしれません。
2、役員運転手の将来性
とはいえ、役員運転手に将来性があるのかといったことも心配になるのではないでしょうか?
車の自動運転技術は日々進歩しています。
いつか役員運転手の本来の業務である「運転」は、AIに変わるかもしれません。
しかし役員運転手の業務は、それだけではありません。
役員運転手が身につける「ビジネスマナー」や「細やかな気配り」は、機械にはできないものです。
万が一車両トラブルがあった場合でも、対応するのはドライバーの仕事です。
役員運転手の業務のウェイトは運転がメインではなくなるかもしれませんが、職業自体がなくなることは当分の間はないでしょう。
3、「セントラルサービス」の業務内容
「セントラルサービス」は東京丸の内・水道橋・麻布に営業所を構える役員運転手の派遣・請負会社です。
「安全運行による快適な移動空間のご提供」「守秘義務の徹底」「最高級のおもてなし」を軸に、お客様にご満足いただけるよう日々努めています。
ここからは「セントラルサービス」の役員運転手の実態をご紹介していきます。
正社員・業務委託で働いていただける方を募集しておりますので、ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
3-1. 収入は上限なし
まず気になるのは、派遣ではお給料が安いのではないかということではないでしょうか?
「セントラルサービス」では、正社員は月給制で26万~50万をお約束しています。
またドライバーのスキルアップは、お客様の満足につながります。
お客様のためにも、さらなる努力を重ねてほしいという願いから給与は上限を定めていません。
スキルアップして売り上げに貢献された方には、インセンティブとして給与に反映しております。
そのような方には月極の条件のよい案件を優先的にご紹介していますので、努力次第で十分収入アップが望めます。
3-2. 万全の研修制度
「セントラルサービス」では役員運転手の経験がない方でも安心してお客様のもとへ行けるよう、万全の研修体制をとっています。
実地で行う研修は、幹部ドライバーが同乗し運行ルートの構築方法や地理研究といった業務に役立つ知識の構築と、運転技術の確認などです。
他にも「挨拶」「身だしなみ」「敬語」といったビジネスマナー、乗車・降車時特有のマナーなど役員運転手の業務を身につけていただきます。
3-3. スキルアップを積極的に支援
他にもやる気のある方に対しては、積極的にスキルアップを支援する体制をとっています。
例えば秘書検定の知識は、役員運転手の業務に深く通じるところがあります。
また国土交通省の国家資格である「運行管理者」の知識は、派遣先でも役立つものです。
こういった資格取得を目指す方へは、テキストの用意や助言、場合によっては受講費の負担など、積極的にバックアップします。
努力次第で収入アップも見込めるうえに、管理者や指導員への道も開けています。
4、まとめ
ご紹介したように役員運転手の実態は、入社する会社による部分が多くなります。
しかし自分の努力次第では、スキルアップや給料アップも望めそうです。
役員運転手になりたいとお考えの方は、お客様に快適に乗ってもらえるような運転を心がけ、技術の向上に努めましょう。
派遣の役員運転手にご興味のある方は、「セントラルサービス」までお気軽にお問い合わせください。
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