役員運転手はどの会社もきつい?「きつい」が「やりがい」に変わる時
2021年05月14日
役員運転手の業務は「運転」がメインです。
運転を仕事とするだけに、運転が嫌いではないはずです。
しかし仕事が「きつい」と感じる人がいるのはなぜでしょうか?
またどういった場面できついと感じるのでしょうか?
役員運転手の仕事は、「きつい」半面、たくさんの「やりがい」もあります。
役員運転手の仕事は「やりがい」がある、楽しいと感じられれば、「きつい」と感じることも少なくなるでしょう。
今回は役員運転手の仕事でどんなことが「きつい」と感じるのか、またきつくても「やりがい」を感じられる役員運転手になる方法をご紹介します。
目次
1、役員運転手がきついと感じる理由
役員運転手の仕事は、会社の役員や海外からのVIPなどを乗せて、目的地まで送り届けることです。
とてもやりがいのある仕事のように感じますが、なぜ「きつい」と思われるのでしょうか?
理由がいくつか考えられます。
1-1. 拘束時間が長い
役員運転手が担当するのは、会社の役員です。
そのため休日でも取引先企業との接待や仕事が入ることもあります。
その度に休日出勤をするのでは自分のプライベートがなくなり、かなり「きつい」と感じるかもしれません。
また通常勤務の日でも、会議や接待が長引けば帰る時間も遅くなります。
早朝から勤務する可能性も考えられます。
1日の拘束時間が長くなってしまうのではないか…という心配もあるでしょう。
家族との時間を犠牲にしてしまうのが「きつい」と感じる人もいるかもしれません。
また役員運転手は業務内容的に比較的遠方への運転はなく、近距離移動が主になります。
そのため運転していない時間もかなり長く、待機時間の長さも「きつい」と感じる一つの要因となっていることが考えられます。
1-2. ハイレベルな運転能力を求められる
役員運転手はただ運転していればいいというものではなく、同乗している方に負担のかからない運転を心がけなければなりません。
普通車に慣れているからといって、社用車も問題ないかというとそうではありません。
社用車は大型車や左ハンドルの場合も多く、運転にもかなり気を遣います。
右左折や急発進・減速などに気を配らなければ、後部座席にいる方に対して快適な運転をしているとは言えないのです。
また万が一事故を起こして同乗者に怪我などがあった場合、会社の運営にも影響が出てしまうかもしれません。
役員運転手なら、無事故無違反は当然のことと誰しも考えるでしょう。
そうなると休日の運転にも細心の注意が必要で、本来なら楽しめるはずの運転すらも窮屈に感じてしまうかもしれません。
このように常に気を張って運転しなければならない状況が、「きつい」と感じさせる要因の一つとも言えます。
1-3. 細やかな気遣いが必要
車の運転以外にも、役員運転手はかなりハイレベルなスキルを求められます。
求められるスキルは例えば以下のようなものです。
《役員運転手に求められるスキル》
・運転能力
・細やかな気遣い
・ビジネスマナー
・守秘義務の徹底 など
役員運転手のお客様となるのは、会社の役員やVIPなど。
場合によっては、取引先の役員の方々と接する機会もあるでしょう。
当然言葉遣いや身だしなみはしっかりしていなければならず、靴が汚れている、スーツのしわが目立つなどは避けなければなりません。
本来ならVIPとお会いできるのは、とても名誉なことです。
しかしそれが気詰まりで、「きつい」と感じてしまうのかもしれません。
2、役員運転手の一日の業務内容
では役員運転手の業務内容は、「きつい」ものなのでしょうか?
一日の業務を追ってみましょう。
AM7:30 出勤・社用車点検
AM8:00 役員自宅へ
AM8:30 役員を乗せ会社に到着
以降待機時間に洗車・道路状況の確認
AM11:00 役員を取引先企業へ
待機中に昼食・仮眠
PM2:00 役員を乗せて帰社
待機時間に明日の運行日程のチェック
PM5:00 役員を自宅まで送り届ける
PM6:00 帰社
PM6:30 清掃・点検・運転日報作成
PM7:00 帰宅
このように役員運転手が運転をしている時間は、1日の業務の中でも半分ほど。
他のプロドライバーと比較しても、かなり少ないと言えます。
2-1. 体力的にはそれほどきつくない
もちろん勤務先にもよりますが、土日が休みの会社の場合体力的にはそれほどきつくありません。
役員運転手に比較的年配の人が多いのも、そういったことが理由の一つかもしれません。
しかし前述のように、休日出勤があったり、残業時間が長い会社の場合は「きつい」と感じられるようになります。
もしも心配な場合は、採用面接時に残業や休日出勤の有無を確認して、自分の希望とすり合わせるようにしましょう。
3、役員運転手で味わえるやりがい
このように役員運転手の仕事は「きつい」と感じる一方で、とてもやりがいのある仕事でもあります。
どんなにきつくても、やっていてよかったと思える仕事なら続けていけるかもしれません。
3-1. 車の運転が楽しい時
ドライバーになろうと考える人は、車が好きで運転にも自信のある人でしょう。
そういった人は普段運転できないような高級車を運転できるという「楽しさ」や「やりがい」を感じられます。
また運転も経験を積めば、どんどん上達していきます。
自分の技術が向上したと感じられる場面があれば、よりいっそう「やりがい」も感じられるでしょう。
3-2. お客様に褒められた時
後部座席の方が快適に過ごしていただけているかどうかは、はっきりと分かりません。
そんな時普段乗っていただいている方に「いつもありがとう」とお褒めの言葉を頂いたり、たまたま乗っていただいた他社のお客様に運転を褒められたりすると、やりがいを感じられるはずです。
「もっと頑張ろう」「気分よく乗っていただこう」と、より前向きに業務に当たれるようになります。
3-3. 大変な仕事を達成できた時
忙しい役員の方を担当している場合、スケジュールがかなりタイトなことがあります。
前の会議が押してしまい、次の場所へ移動する時間が短くなってしまうこともあるかもしれません。
間に合わないと思うほどのスケジュールを滞りなく遂行できたときの達成感は、役員運転手ならではの「やりがい」です。
4、「セントラルサービス」のきつさを上回るメリット
「セントラルサービス」は東京都内を中心とした役員運転手の派遣・請負会社です。
「セントラルサービス」ならきっと「やりがい」を感じられる企業様と出会えるのではないでしょうか。
その理由は、「きつい」理由を上回るメリットがあるからです。
4-1. 高度なスキルを身につけられる
「セントラルサービス」では運転技術のみならず、服装や髪型などの身だしなみを含めたビジネスマナーや、優れた運行ルートの構築の仕方を身につけられるような教育体制を整えています。
育成担当者による教育はより現場に沿ったもので、派遣先、請負先の会社でも恥ずかしくない知識が身につきます。
知識が身につくことで現場の業務に自信がもてるようになり、「きつい」と感じにくくなるのではないでしょうか?
5、まとめ
役員運転手は確かに、楽な仕事ではありません。
しかし普段は会えないようなVIPと接するチャンスもあるうえに、多くのやりがいがある素晴らしい仕事です。
ぜひ「やりがい」が、「きつい」を上回るような、自分に合った会社を選びましょう。
役員運転手の派遣・請負会社「セントラルサービス」にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
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