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役員運転手(お抱え運転手)の平均年収と給料アップの秘策とは?

 

「役員運転手(お抱え運転手)へ転職を考えているが、年収が気になる。」

「役員運転手(お抱え運転手)をしているが、他の役員運転手がどれぐらい給料を貰っているのか気になる。」

 

仕事をするうえで、給料は生活にも関わる重要な問題です。

 

役員運転手(お抱え運転手)は会社の社長や役員を担当するため運転にも気を遣います。

ストレスを感じることもあるでしょう。

残業や休日出勤なども多くあるかもしれません。

 

そういった大変な仕事なだけに、できればある程度の年収は保障してほしいところですが、実際はどうなのでしょうか。

 

ここでは役員運転手の平均年収と給料をアップさせる方法をご紹介します。

役員運転手への転職をお考えの方は必見です。

 

1、役員運転手(お抱え運転手)の平均年収

 

 

厚生労働省の2019年「賃金構造基本統計調査」の結果をもとに、役員運転手の平均年収を確認してみましょう。

 

賃金構造基本統計調査では、役員運転手は「自家用乗用自動車運転者」となっています。

 

これによると、月収が26.51万円、賞与が40.26万円。

合計すると年収は358.38万円となります。

つまりおよそ360万円です。

 

ただしあくまでも平均値。

当然それよりも低い人もいれば、はるかに高額の年収を受け取っているトップクラスのドライバーもいます。

 

1-1.  待機時間は給料が発生するのか

 

他のプロドライバーに比べ役員運転手(お抱え運転手)は、運転時間がそれほど長くありません。

1日のうち待機時間も多く、運転は役員の自宅へ送迎するだけという日もあります。

 

ではその待機時間、給料は発生するでしょうか?

 

答えはもちろん「発生する」です。

 

待機時間は休憩時間というわけではなく、車の整備や洗車・次の運行確認・道路状況確認などを行っています。

秘書関係の仕事を兼務していれば、その業務を行うこともあるでしょう。

 

通常は拘束時間から休憩時間を引いた時間が労働時間となりますが、会社によっては特殊な業務形態である役員運転手のみに適用する給与体系を定めていることもあります。

 

1-2.  役員運転手(お抱え運転手)の給与の内訳

 

役員運転手(お抱え運転手)の基本給は、それほど高額ではないと言われています。どうやって手取り額を上げるかというと、残業や休日出勤の手当です。通常の業務時間よりも割増しされて支払われることが多いため、重要な収入源となっています。

残業や休日出勤はしたくないけれど、収入を考えるとなくなってしまうと困るという方もいるのではないでしょうか。

もしもこれから役員運転手になろうとしている方であれば、面接時に給与の内訳や残業の有無などを確認するようにしましょう。

 

1-3.  雇用形態によって変わる収入

 

役員運転手の業務形態は会社によってさまざまです。

 

毎日業務があり、週に5日以上出勤するのであれば正社員として雇われるでしょう。

しかし週に数日しか社用車を使用しない場合などは、嘱託社員や業務委託といった契約方法を取ることもあります。

 

その場合は時給で給料が支払われることも多く、正社員とは年収にも大きな差が出る可能性があります。

 

役員運転手の仕事を探すのであれば、そういった雇用形態が自分の希望に合っているかをまず確認することが重要です。

 

2、役員運転手(お抱え運転手)の業務とは?

 

 

ではここで、役員運転手(お抱え運転手)の業務を確認しておきましょう。

 

役員運転手の業務の中心となるのは会社の社長や役員を目的地までお送りすることです。

しかし前述したように、運転時間より、待機時間の方が長くなる傾向があります。

 

待機時間には洗車・車両点検・道路情報把握など次の業務が滞りなく開始できるように準備をします。

 

ではある役員運転手の一日を確認してみましょう。

 

《役員運転手の一日》

AM8:00  出社・社用車点検

AM8:30  役員を自宅まで迎えに行く

AM9:00  帰社・以降待機時間

待機中に洗車

次に行く取引先までの道路情報等確認

AM11:30 早めの昼食・休憩

PM0:30  取引先へ出発

PM0:55 取引先到着・待機

PM2:30 取引先出発

PM3:00 帰社・待機

PM5:30 役員を自宅へお送りする

PM6:00 帰社・日報作成

PM6:30 退社

 

この日の運転時間は、およそ2時間程度。

長時間の残業もなく終了しました。

 

このように比較的時間にゆとりをもって勤務ができることも少なくありません。

 

2-1.  役員運転手(お抱え運転手)に求められるもの

 

社用車の運転がメインとなる役員運転手ですが、どういった資格やスキルが必要なのでしょうか?

 

まず役員運転手に必要な資格ですが、社用車を使用する役員運転手の場合、タクシードライバーのように二種免許は必要ありません。

普通自動車第一種運転免許があれば大丈夫です。

 

その代わりスキルはかなり高度なものを求められます。

身につけたいスキルは以下のようなものです。

 

《役員運転手に求められるスキル》

・高度な運転技術

・細やかな気配り

・守秘義務の徹底

・ビジネスマナー  など

 

役員運転手が担当するのは、会社の中でも重要なポストにいる方がほとんどです。

車内で仕事をする方や休息をとる方さまざまですが、その方にあわせた繊細な気配りが求められます。

 

運転時間は短いですが、常に緊張状態で業務にあたる必要があります。

 

3、役員運転手(お抱え運転手)の給料アップの方法

 

 

ここまで読まれた方は、かなり高度なスキルを求められる割には平均年収が少なめだと感じるのではないでしょうか?

 

ただしこれはあくまでも平均年収。

給料アップさせる方法があります。

 

3-1.  残業や休日出勤の多い会社に就職する

 

ご紹介しましたように、役員運転手の基本給はそれほど高額ではありません。

そのため収入を増やそうと考えると、休日出勤や残業などの特別手当に厚みを持たせることになります。

 

ただし特殊な給与体系の会社の場合、残業代があらかじめ基本給に含まれていることがあります。

その場合いくら長時間仕事をしたとしても、それ以上は支払われません。

 

残業や休日出勤が多いからといって、必ずしもそれがすべて年収アップにつながるわけではないので注意しましょう。

 

3-2.  スキルアップする

 

役員運転手は信頼で成り立つ仕事です。

後部座席に乗る社長や役員はあくまでもお客様。

信頼していただいているからこそ車内で仕事をしたり、仮眠を取ることができるのです。

 

信頼を得るためには、誠意ある仕事をすることです。

そのためにも自分のスキルを磨く必要があります。

 

運転技術はもちろんですが、業務に役立つ国家資格「運行管理者」を取得するといった、具体的なスキルアップもおすすめです。

 

急に大幅な昇給をすることはありませんが、スキルアップし心のこもった業務をすればおのずとお客様からも信頼され、給料アップもしてもらえるでしょう。

 

3-3.  「セントラルサービス」で役員運転手(お抱え運転手)になる

 

スキルアップといっても、なかなか自分一人では難しいと感じる人もいるでしょう。

そんな方におすすめなのは派遣会社に登録することです。

 

「セントラルサービス」は、都内3箇所に営業所を置く役員運転手(お抱え運転手)の派遣・請負会社です。

 

正社員の方は月給制を採用し、月に26~50万円を保証します。

これは最低でも役員運転手の平均月収と同程度。

 

派遣は給料が少ないのではないかと心配する方も、安心して業務にあたっていただけるのではないでしょうか?

 

3-3-1. 手厚い研修制度でスキルアップ

 

「セントラルサービス」の研修制度は非常に充実しており、高度な技術を身につけられます。

 

研修内容は運転技術や運行ルートの構築方法といった運転に必要な技術だけでなく、役員運転手にふさわしい服装や髪型といった基本的なことまで広範囲に行います。

 

今まで役員運転手の経験がないという方でも安心です。

 

3-3-2. 努力が実る理想的な給与体系

 

また研修だけでなく、秘書検定や運行管理者といった資格の取得もバックアップします。

 

スキルアップはお客様の満足にもつながります。

努力した結果、能力が認められ結果を残したドライバーは、給与に反映させる体制をとっています。

 

平均年収を上回る収入も見込める職場です。

 

役員運転手(お抱え運転手)になって誰かの役に立ちたいとお考えの方は、「セントラルサービス」でぜひ一緒に働いてみませんか?

 

4、まとめ

 

役員運転手(お抱え運転手)の平均年収はそれほど高額ではありません。

しかし努力次第では、給料アップも期待できる業種です。

 

役員運転手になりたいとお考えの方は、ぜひ同時にスキルアップも目指して、高収入を手に入れてください。