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プロドライバーの年収ランキング!高収入はあの職業!

 

プロドライバーというと、「役員運転手」「トラックドライバー」「バスの運転手」「タクシー運転手」など、さまざまな業種があります。

どの業種もハードな仕事内容ですが、それぞれ多くの人の役に立ち、なくてはならない職業でもあります。

 

そんなプロドライバーになりたいと考えている人もいるのではないでしょうか?

ではプロドライバーは、それぞれいくらぐらいの年収があるかご存じですか?

 

ここでは6種類のプロドライバーの年収とその内訳、分析をご紹介します。

 

またそれぞれの業種の必要な資格やスキルもあわせてご紹介しています。

できるだけ高収入のプロドライバーになりたいとお考えの方は、ぜひ最後までお付き合いください。

 

1、プロドライバーの年収ランキング

 

プロドライバーとは、車の運転を仕事にする人のことです。

 

今回はその中でも6業種について、厚生労働省の2019年「賃金構造基本統計調査」をもとに 年収を比較してみます。

 

《プロドライバー年収ランキング》

    年収(千円)
1位 乗合・貸切バス運転士 4663.2
2位 商品配送トラックドライバー

(大型)

4556.1
3位 商品配送トラックドライバー

(普通・小型)

4194.4
  自社商品配送トラックドライバー(普通・小型) 4068.3
  役員運転手 3583.8
  タクシー運転手 3575.8

参考:厚生労働省2019年「賃金構造基本統計調査」

 

この表から分かるように、「乗合・貸切バス運転手」の年収が最も多く、最も少ない「タクシー運転手」と比べ100万円以上も差が出ました。

 

なぜ今回これだけの差が出たのでしょうか?

次はその理由を分析していきます。

 

2、プロドライバーの年収内訳と分析

 

なぜ100万円以上の差が出るのか、下の図をご覧ください。

先ほどの年収に加えて、月収・ボーナスの年収内訳と残業時間を記載したものです。

 

《プロドライバー年収内訳表》

  超過実労働時間数(時間) 決まって支給する現金給与月額(千円) 年間賞与その他特別給与額(千円) 年収(千円)
乗合・貸切バス運転士 41 331.7 682.8 4663.2
商品配送トラックドライバー

(大型)

38 352.3 328.5 4556.1
商品配送トラックドライバー

(普通・小型)

36 315.8 404.8 4194.4
自社商品配送トラックドライバー(普通・小型) 23 302.7 435.9 4068.3
役員運転手 20 265.1 402.6 3583.8
タクシー運転手 21 281.7 195.4 3575.8

参考:厚生労働省2019年「賃金構造基本統計調査」

※決まって支給する現金給与額は、基本給の他に、職務手当・精皆勤手当・通勤手当・家族手当・残業代なども含む。

 

ここから分かるのは、超過実労働時間数つまり残業時間が長い業種の方が、年収が高いということです。

 

「決まって支給する現金給与額」には、残業代も含まれています。

その差が、年収の差となって現れているようです。

 

また「乗合・貸切バス運転手」は、「年間賞与その他特別給与額」いわゆるボーナスが他業種と比べ、高額となっており、それが年収を押し上げる要因にもなっています。

 

これらのことからプロドライバーの年収は、残業の有無によりかなり左右されると考えられます。

転職を考えている方は、参考にしてみてください。

 

3、プロドライバーの業務内容と必要な資格

 

 

ではここからはそれぞれのプロドライバーの業務内容や、必要な資格を確認してみましょう。

 

3-1.  乗合・貸切バス運転手

 

乗合バスとは一定の路線を定期的に運行するバス、貸し切りバスとは学校や会社などの団体が移動の際に利用するバスのことです。

 

通常よりもかなり大きい車を運転するため、大型車の運転に慣れている必要があります。

また老若男女問わず、多くの方を相手にする仕事なので、ある程度の接客能力も求められるでしょう。

 

必要な資格:大型自動車第二種運転免許

 

3-2.  商品配送トラックドライバー(大型)

 

ここでいう商品配送トラックドライバーとは、お客様からお預かりした商品を運搬する職業のことです。

 

中でも大型トラックは長距離を運搬することが多く、昼夜逆転して夜間に運搬することもあります。

 

大型トラックは、車両総重量11t以上、もしくは最大積載量6.5t以上の車両のことを言います。

普通車と違い幅や高さがあるため、狭い道などでは特に運転に気を遣わなければなりません。

 

近頃は労働環境や、低賃金などが理由でドライバー不足が叫ばれており、ドライバーの中でも求人募集は多い方といえます。

 

必要な資格:大型自動車第一種運転免許

 

3-3.  商品配送トラックドライバー(普通・小型)

 

大型車以外の「商品配送トラックドライバー」は、自宅まで来てくれる宅配業などの職種を指します。

大型の商品配送トラックドライバーと比べ、比較的近距離の業務が多いのも特徴です。

 

大型では行けないような狭い場所も行けるため、街中での業務も可能です。

 

必要な資格:普通自動車第一種運転免許

 

3-4.  自社商品配送トラックドライバー(普通・小型)

 

「自社商品配送トラックドライバー」は厚生労働省の調査では、上記の商品配送トラックドライバーとは別に区分されています。

 

自社の商品を製造工場から店舗へ配送するといった業務を行うドライバーのことです。

他にも自社で使用する材料を運搬するのも当てはまります。

そのため運送会社に籍を置くのではなく、通常の会社に籍を置いていることが特徴です。

 

必要な資格:普通自動車第一種運転免許

 

3-5.  役員運転手

 

役員運転手は会社役員やVIPを目的地までお送りする仕事です。

担当する役員の会社に所属するだけでなく、派遣会社から派遣される役員運転手もいます。

 

派遣の役員運転手は顧客の社用車を運転し、派遣会社から車を出すことはありません。

 

必要な資格:普通自動車第一種運転免許

 

3-6.  タクシー運転手

 

タクシー運転手は自社の車を利用し、お客様を目的地までお送りすることです。

毎回同じお客様を担当するわけではなく、その都度料金が発生することが役員運転手との大きな違いです。

 

必要な資格:普通自動車第二種運転免許

※一種免許しか持っていない場合でも、入社後に二種免許取得の費用を補助してもらえることもあります。

 

4、人に役立つ仕事がしたいなら役員運転手

 

 

プロドライバーの中では、かなり低めの年収となった役員運転手ですが、「やりがい」を考えたときには、自信をもっておすすめできる職業です。

また普通自動車免許があれば仕事ができる点も、メリットではないでしょうか?

 

ただし特別な免許が必要ない代わりに、高度なスキルを求められます。

 

運転技術があるのは当然のこと、社長や役員などのVIPをお客様とするため、ビジネスマナーもかなり重視されます。

さらに守秘義務の徹底・細やかな気遣いなども必要です。

 

大変な仕事ですが、お客様にお褒めの言葉を頂いたり、普段ならお会いできないような方にお会いできたりといった「やりがい」もあります。

また収入には会社や人によって大きな開きがあり、600万以上の年収の方も存在します。

やる気次第では、十分高収入を狙える職種と言えるでしょう。

 

人の役にたてる仕事をしたいとお考えの方にはぴったりの仕事です。

 

4-1.  役員運転手で高収入を狙うなら「セントラルサービス」

 

「セントラルサービス」は、東京に営業所をおく役員運転手専門の派遣・請負会社です。

 

役員運転手という特殊な業務のため、運転技術だけでなくビジネスマナーや身だしなみなど、充実した研修制度を設けています。どのお客様のもとへ行っても恥ずかしくないだけのスキルを身につけられるので、経験のない方でも安心です。

 

役員運転手は年収の低さがネックだとお考えの方もいるでしょう。

「セントラルサービス」では、ドライバーの方に正社員として入社していただくと、月給制で26~50万円をお約束。

 

キャリアアップも積極的に支援し、業務に役立つ資格取得もサポートしています。

業務で成果を残した方には、当然給与に反映させるシステムを取っています。

 

将来のために、スキルを身につけたいという方は「セントラルサービス」で働いてみませんか?

 

5、まとめ

 

プロドライバーの年収は、他業種も含めた一般的な年収と比較してもそれほど高額というわけではありません。

しかしどの職業も、多くの人々の暮らしを支える重要な仕事です。

 

車の運転が得意で職業にしたいと考えている方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?