役員運転手の求人「月給45万以上」はある?高収入を得る方法を解説
2021年05月28日
「役員運転手として高収入な会社に転職したい。」
「月給45万ぐらいの求人を探している。」
このようにさまざまな案件を探しているものの、なかなか好条件が見つからず困っている方もいるのではないでしょうか?
実際に役員運転手の募集は、インターネットで検索すると数多く出てきます。
月給は20万円代からあり、多くはありませんが中には高収入の求人も見つけられます。
なぜ給与にそれだけ幅があるのでしょうか?
ここでは実際の求人をもとに、45万円以上の案件はどういった業務内容なのかをご紹介します。
また将来的に給料アップを叶える方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
1、役員運転手の平均給与
まずは役員運転手の平均月収・年収を確認しておきましょう。
厚生労働省の2019年「賃金構造基本統計調査」を基に計算してみます。
《役員運転手の平均収入額》
給与 | 超過労働給与額 | 年間賞与 |
230,000円 | 35,000円 | 402,000円 |
※給与は基本給に加え、通勤手当や家族手当なども含む。
超過労働給与額とは残業・休日出勤など。
これらを計算すると年収は約360万円です。
ご自身の理想の金額と比較していかがでしょうか?
おそらく必要だと思っている金額よりも、低かったのではないでしょうか?
役員運転手の給与は超過勤務分がかなり重要で、残業や休日出勤の有無で給与額に大きな差が出ます。
一切残業のない会社であれば、この金額からさらに下がってしまいます。
ただしこの金額はあくまでも平均の数字です。
役員運転手の給与にはかなり差があり、一説では250万~600万程度の幅があると言われています。
トップドライバーは、平均年収よりもはるかに高額な年収を得ていることになります。
2、役員運転手の業務内容
ここで一度、役員運転手の業務を簡単に確認しておきましょう。
役員運転手の業務は、会社の社長や役員を目的地までお送りすることがメインとなります。
それ以外にも車両の清掃や管理、場合によっては役員のスケジュール管理も行います。
特別な資格は必要ありませんが高いスキルを求められる業務です。
《求められるスキル》
・守秘義務の徹底
・細やかな気遣い
・高度な運転技術
・ビジネスマナー
非常に繊細な業務でストレスもあり、決して楽な業務とは言えません。
3、役員運転手の月給45万の求人内容
では45万円以上の求人は何件ぐらいあり、どういった内容で募集されているのでしょうか?
求人サイトの募集を50件確認した結果、50件中2件が月給45万円に当てはまりました。
つまり4%の会社で45万円以上の給与が支払われているということです。
では45万円以上で募集をしていた企業の詳細を確認してみましょう。
3-1. パターン①|遠距離移動がある
まずひとつ目は、都内企業の求人です。
月給 | 50万円 |
業務内容 | 役員送迎・国内各営業所への移動・役員荷物運搬等 |
勤務時間 | 9時00分〜21時00分
6時00分〜18時00分 ※勤務時間に変動あり |
役員運転手の経験 | 不問 |
月給は50万円とかなりの高額です。
ただしこの企業は全国各地11箇所に営業所があり、その移動でも社用車を使用しているようです。
勤務時間も変動があるとのことなので、不規則な生活が予想されます。
ただし役員運転手経験はなくてもできるので、初めての方でも応募可能です。
3-2. パターン②|勤務時間は役員次第
こちらも都内企業の募集案件です。
月給 | 45~60万円 |
業務内容 | 役員送迎・スケジュール確認・車両管理 |
勤務時間 | 役員スケジュールに合わせて要相談 |
役員運転手の経験 | 不問 |
業務内容は一般的な役員運転手と同様ですが、勤務時間が定まっていません。
休日も出張などにあわせて取得するようです。
こちらも未経験でも応募できます。
これらの2社から分かることは、時間が安定していないということです。
遠距離運転や長時間勤務など非常にハードな環境だと予想できます。
4、役員運転手が高収入を得る方法
たった4%の高収入の企業を探すだけでなく、他にも高収入を得るために出来ることがあります。
入社時から希望額はもらえないかもしれませんが、時間をかけて徐々に給料アップさせるためにおすすめしたい方法です。
4-1. 経験値を増やす
役員運転手は普通自動車第一種運転免許さえあれば、業務ができます。
ただ先ほどもご紹介したように高度なビジネスマナーや運転技術をもち、細やかな気遣いができる人材が求められます。
そのため役員運転手の経験がある人が優遇されがちです。
1度目の就職では思うような給与ではないかもしれませんが、転職をする際はその経験がいかされます。
4-2. スキルを身につける・資格をとる
役員運転手で役立つスキルの中でも、ビジネスマナーや心遣いなどで役立つ資格が「秘書検定」です。
役員運転手はスケジュール管理など、秘書的な業務を行う場合もあるため持っていて損はない資格と言えます。
また国家資格である「運行管理者」の資格を持っていると、就職に有利になったり給料がアップする可能性があります。
資格があることで信頼度も増すので、考えてみてはいかがでしょうか。
4-3. 正社員になる
すべての企業が役員運転手の業務が毎日あるわけではありません。
そのため正社員ではなく業務委託や契約社員といった雇用方法を採用している会社もあります。
場合によっては給与が時給で支払われることもあり、手取り額が正社員とはかなり変わってきます。
その会社だけで生活できるだけの給与を稼ぎたいのであれば、正社員で募集している会社に応募しましょう。
4-4. 派遣会社に登録する
最後の方法は、「派遣会社に登録する」方法です。
役員運転手派遣を専門に行っている会社は、さまざまな研修を行っています。
スキルに自信がない人や自分にどの程度スキルが身についているか知りたい人など、何か不安のある人は派遣会社がおすすめです。
派遣会社で注意するべき点は雇用形態です。
正社員の会社もあれば契約社員や業務委託形態の会社もあります。
研修内容や月給などもあわせて、総合的に自分に合った派遣会社を探しましょう。
5、「セントラルサービス」で月収45万を目指す
「セントラルサービス」は、東京を中心とした役員運転手の派遣・請負会社です。
500人以上のプロドライバーが登録し、多くのお客様のもとで日々業務に励んでいます。
役員運転手として高収入を目指すのであれば、「セントラルサービス」で働くのもおすすめです。
おすすめの理由は3つあります。
・スキルアップが叶う。
・資格取得しやすい。
・給与の上限がない。
詳しく解説していきます。
5-1. スキルが身につく
「セントラルサービス」ではさまざまな研修を行っています。
運転技術は1人ではなかなか確認できないものです。
自分では気付かないような運転の細かい癖もあるかもしれません。
実地運転では幹部ドライバーが同乗し、そういった運転技術の確認をするとともに、運行ルート構築方法や地理研究など現場で役立つ知識を指導します。
さらには服装や身だしなみといった基本的なビジネスマナーや危機管理方法なども学びます。
経験のない方でも、自信をもって業務に取り組めるようになる研修内容です。
5-2. 資格取得をバックアップ
どのような企業でも、重役が乗る社用車の運転は技術のあるドライバーに頼みたいと考えるものです。
高いスキルや資格取得は、お客様の満足にもつながります。
高い賃金を支払ってでも、トップドライバーに依頼したいのです。
そういったお客様のニーズに応えるために、さらに役員運転手として役立つさまざまな資格の取得をバックアップします。
たとえば「運行管理者」の資格です。
取得を目指す方には最新のテキストを用意し、受講費の負担や助言も行います。
5-3. 給与の上限なし
ドライバーは正社員として雇用し、給与は26~50万円を保障しています。業務委託での契約も可能です。
さらにやる気があり努力を積み重ねて資格を取得する、売り上げで結果を出すなどしたドライバーは、給与に反映させる仕組みを取っています。
給与の上限はありませんので、努力次第では高収入も期待できるはずです。
6、まとめ
役員運転手に転職を考える場合、最初から月給45万以上の求人はなかなかありません。
コツコツ給料アップしていけるように、スキルを身につけ経験値を増やしていくようにしましょう。
スムーズに給与アップを狙いたい方は、派遣会社もおすすめです。
興味のある方は「セントラルサービス」まで、お問い合わせください。
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