アルファードは次世代役員車No1となるか⁉王者クラウンと徹底比較!
2021年12月21日
役員車のトレンドに変化が起きています。
かつてほとんどの役員車はクラウン・ベンツ・センチュリーなど、セダンタイプの車種でした。
しかし最近は、高級ミニバンの王者「アルファード」が、急激に人気を集めています。
そこで今回は、
アルファードのどういった点が支持されているのか?
今後も役員車のアルファード人気は続くのか?
といった点をふまえ、アルファードと役員車の王道クラウンを徹底比較します。
役員車を新しく購入したいとお考えの方に、参考になる記事となっています。
ぜひ最後まで、お楽しみください。
目次
1. 【アルファードVSクラウン】役員車として優れているのは?
1955年にデビューし、65年以上の歴史があるクラウン。
海外メーカーと提携して作っていたそれまでの乗用車に変わり、純国産乗用車として売り出されました。
車に詳しくない方でも、その名を聞けば国産高級車だと分かるほど、認知度のある車です。
それに対しアルファードは、2002年に登場し、現在では大衆車としても人気があります。
なぜそのアルファードが、役員車としてここまで人気が出ているのでしょうか?
5つの項目に分けて比較してみましょう。
1-1. 【アルファードVSクラウン】費用が安いのは?
まずは、それぞれの価格を比較してみます。
<アルファード・クラウン価格比較表>
アルファード | クラウン | |
価格 | 約360~770万円 | 約490~740万円 |
アルファードは、大衆車としての需要もあるため価格帯にかなり幅があります。
その価格差は倍以上。
対してクラウンは、最も安価なものでも500万円近くする、まさに「高級車」です。
アルファードの中でも役員車として人気があるのは、最上級グレードのHYBRID Executive Lounge S/Executive Lounge S。
どちらも700万円を超える、クラウンの上級クラスと変わらない価格です。
1-2. 【アルファードVSクラウン】燃費がよいのは?
では、それぞれ最上級クラスの燃費を比べてみましょう。
車種 | WLTCモード | |
アルファード | Executive Lounge S | 9.9km/L |
HYBRID Executive Lounge S | 14.8km/L | |
クラウン | 3.5L HYBRID G-Executive | 16.0km/L |
同じハイブリッドでも、車両重量の軽いクラウンの方が、やや燃費がよいようです。
役員の移動が多い場合は、ガソリン代に大きな差が出ることも考えられます。
ランニングコストが気になっている場合は、クラウンの方がよいでしょう。
1-3. 【アルファードVSクラウン】運転しやすいのは?
役員運転手にとって、どの車を運転するかは大きな問題です。
アルファードとクラウンは、比較的ストレスなく楽に運転でき、高さ以外のサイズに極端な違いはありません。
運転のしやすさも、それほど変わらないのでしょうか?
アルファードは、アイポイントが高く非常に視野が広く取れます。
周りの状況を把握しやすいため、大きさのわりに運転しやすいと感じる方も多いようです。
しかし車高が高い分、アルファードの方が、気を遣うことが多くなります。
たとえば風の強い日や湾岸道を走る際は、横風の影響を受けやすく、いつも以上に集中力が求められます。
また背が高い分、カーブや曲がり角ではG(重力)がかかりやすく、役員の負担にならないよう、スピードを落とし細心の注意を払わなければなりません。
これらのことからもアルファードよりも、クラウンの方が、やや役員運転手には好まれる傾向があります。
では小回りや加速に関しては、どうでしょうか?
1-3-1. 小回り
ほとんど大きさの変わらないアルファードと、クラウン。
小回りが利くのはどちらでしょうか?
最小回転半径を比べてみましょう。
アルファード | クラウン | |
ホイールベース | 3,000mm | 2,920mm |
最小回転半径 | 5.6m | 5.3m |
一般的に最小回転半径5m以下なら小回りが利く、5.5mを超えると小回りが利かないと言われます。
クラウンはアルファードと比較しても、ホイールベースが短く、この大きさの車の中では、小回りが利くようです。
アルファードの最小回転半径は5.6mと、狭い路地の運転には気を遣う必要があるでしょう。
1-3-2. 加速
アルファードはスムーズとまでは言い切れませんが、ミニバンという車格を考えると十分な加速で、ストレスを感じるほどではありません。街乗りであればほとんど問題なく運転できるでしょう。
クラウンは、アクセルレスポンスがよく、スムーズな加速が可能。
役員が遠方への移動が多く、高速道路をよく活用する場合や、車の少ない郊外を走ることが多いのであれば、役員車にはクラウンの方が向いているといえます。
1-4. 【アルファードVSクラウン】乗り心地がよいのは?
クラウンのようなセダンタイプは乗り込む際に腰をかがめなければならず、年配の方にとってはやや不便なことがあります。
アルファードは、その点高さがあるため楽に乗り込みができます。
クラウンは重心が低く、揺れにくいのが特徴。
また後部座席に乗る方を意識して作られているため、シートや足回りも安定感があり、快適な移動時間を過ごせるでしょう。
対してアルファードは重心が高く、横転を防ぐためにサスペンションが硬く締められています。
そのためカーブの際には、身体にG(重力)がかかりやすくなるのです。
ただしアルファードは、飛行機のVIP席にも負けないほどの広々とした室内空間がウリ。
ゆったりと足を延ばす、ときにはお尻をずらして座るなど、くつろぎやすく居住性の高さはピカイチです。
1-5. 【アルファードVSクラウン】その他
アルファードのようなミニバンのよいところは、セダンタイプにはない高さです。
開放感あふれる室内空間は、セダンでは味わえません。
しかしその高さが、仇になってしまうこともあります。
アルファードのようなミニバンで、気をつけなければならないのは、立体駐車場など高さ制限のある場所に停める場合です。
また役員運転手が洗車する場合、車高が高く洗いにくいという難点もあります。
これまでセダンタイプの車を使用していた企業で買い替えを考えている場合は、注意が必要です。
2. アルファードは役員車としてクラウンと代替わりするか?
クラウンの販売台数は、ここ数年右肩下がりに落ちてきています。
対してアルファードは、着実にその販売台数を伸ばしています。
広い室内空間で、リラックスできることから、多くの著名人がアルファードを使い始めました。
これが元になり「アルファード=高級車」というイメージは、徐々に定着し始めます。
テレビの映像などでその姿を見た企業も、役員車として取り入れ始めました。
とはいっても役員の中には、歴史があり信頼度の高いクラウンがよいという、根強いファンもいます。
モデルチェンジで、クラウンがどのような変貌を遂げるのか?
クラウン肯定派の方々がそれを見てどういった判断をするのか?
こういったことも、アルファードが役員車として定着していくかどうか左右する要因の一つになるでしょう。
3. アルファードの運転なら「セントラルサービス」の役員運転手
アルファードは役員車として優れている点がいくつもあることが分かりました。
しかしカーブや曲がり角・風邪の強い日など、運転には若干注意が必要なことも、お分かりいただけたのではないでしょうか?
役員を目的地までお送りする際に、安全かつ時間厳守は役員運転手にとって最重要課題です。
しかしすべての役員運転手に運転技術や土地勘があり、後部座席に気を遣って運転できるとは限りません。
役員の命を預けるためにも、安心して任せられる人材が必要です。
役員運転手としてよい人材をお探しの方は、ぜひ「セントラルサービス」へ、お任せください。
「セントラルサービス」は、東京都内を中心に役員運転手を派遣・請負する会社です。
厳しい研修を行い、スキルを身につけたドライバーをご紹介します。
どのような車種も対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
「セントラルサービス株式会社」
TEL:03-6380-9151
メールでのお問い合わせはこちら まで
4. まとめ
役員車として最近人気のアルファードは、見た目も豪華で居住性抜群。
しかし王道クラウンにも、運転のしやすさや長い歴史からくる信頼度など、アルファードに負けないよさがあります。
今回は、さまざまな観点から、同じトヨタの高級車「アルファード」と「クラウン」を比較しました。
役員車の購入をご検討の方は、今後それぞれがどのようなモデルチェンジをしていくかに注目しながら、一番理想に合った車種を選びましょう。
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