役員運転手は直接雇用より外注する時代!依頼方法と相場紹介
2022年01月06日
役員運転手の外注は、さまざまなメリットが期待できるため、最近多くの企業で取り入れられています。
外注方法は車と運転手をセットで依頼する方法と運転手のみ依頼する方法があります。
ただ役員車がある企業の場合、運転手のみ外注することが一般的です。
しかし依頼するにあたり、
「外注と直接雇用どっちがいいの?」
「費用はどれぐらいを見ておけばいい?」
といった気になる点もあるのではないでしょうか?
ここでは役員運転手を外注する際の費用やメリット・デメリットをご紹介します。
役員運転手の雇用で悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
目次
1. 役員運転手を外注する方法
役員運転手を外注するには、2つの方法があります。
1つは車とドライバーをセットで依頼する方法。
もう1つは、ドライバーのみ依頼する方法です。
企業が役員車を持っているかどうかで、依頼先が異なります。
役員車がない企業:車とドライバーのセット(ハイヤー会社)に依頼
役員車を所有している企業:ドライバーのみ専門の派遣会社へ依頼
ドライバーのみ外注する場合、契約は「スポット契約」もしくは「月極契約」を選択します。
「スポット契約」とは、空港への送迎や接待ゴルフなど、特別な仕事がある場合や、週に1~2回程度移動に使いたい場合などに便利です。
「月極契約」は頻繁に運転手が必要な場合、たとえば平日8~9時間程度常駐して、運転業務を行う場合などに利用します。
2. 役員運転手外注の相場
役員運転手のみ外注した場合の費用相場を確認してみましょう。
スポット契約の場合は、約4時間(半日程度)や、8~9時間(約1日)程度の契約方法があります。
<スポット契約の費用相場>
時間 | 4時間 | 8~9時間 |
料金 | 1.5~2万円 | 2.2~4万円 |
派遣会社によっては、この費用に走行料が追加される場合もあります。
費用は走行距離や使用する車種にもよりますが、1kmあたりおよそ30~80円程度と考えておきましょう。
ただしスポット契約は、取り扱いのない派遣会社もあるため、確認が必要です。
月極契約の場合、月額およそ45~60万円。
中には80万円を超えるような場合もあります。
ドライバーのスキルや経験でも、費用に若干の差が出ることもあります。
もしも時間外が発生した場合は追加料金が発生します。
ただし社会保険などは派遣会社が負担するため、基本的にはこの料金以外に負担する費用はありません。
3. 役員運転手を外注するメリットは?
役員運転手を外注するべき理由は、直接雇用に比べメリットが大きいためです。
直接雇用した場合のメリットとしては、次のことが挙げられます。
・実際に採用担当者の目で見て、人材を雇用できる
・運転業務以外の仕事(秘書・他部署の手伝いなど)をさせることができる
では、外注のメリットはどういったことが挙げられるでしょうか?
3-1. 費用を抑えられる
第一に費用を抑えられる点が挙げられます。
前述のとおり外注した場合、時間外の費用を除き、月々かかる費用以外には料金が発生しません。
しかし直接雇用した場合には、まず採用にかかる費用、教育にかかる費用、それを行う社員にかかる経費が必要です。
さらには福利厚生費・退職金の積み立て・社会保険料など、給与以外にもさまざまなランニングコストがかかります。
当然それらを管理する社員にもまた、給与は発生しています。
役員運転手の給与と、派遣会社に支払う金額を比較すれば、派遣会社に支払う金額の方が多くなることもあるでしょう。
しかし直接雇用でかかる給与以外の費用も含めて考えると、外注の方が割安になる可能性があります。
3-2. 必要なときだけ依頼できる
普段ほとんど役員運転手を必要としない企業の場合、正社員雇用してしまうと待機時間の方が長くなり、無駄な費用が掛かってしまいます。
アルバイトを雇用する方法もありますが、急に必要になった場合などはすぐに手配できないこともあるでしょう。
外注も基本は数日前に依頼しなければなりませんが、緊急の場合、ドライバーが確保できれば対応してくれることもあります。
3-3. 教育の必要がない
役員運転手には、運転はもちろんのこと、独特な気の回し方やマナーなど、ほかの社員とは違う知識が求められます。
直接雇用した場合、多くの会社はこういった「ドライバーに必要な教育」を行うことは、難しいのではないでしょうか?
役員運転手の派遣会社では、ドライバーに対しさまざまな研修を行い、スキルを身につけさせています。
それはお客様のもとへ派遣した際に、お客様に不快な思いをさせたり、危険な目に合わせたりしないためです。
研修内容は派遣会社によって違いがあります。
中には運転技術だけでなく、役員運転手として身につけておきたいマナーや地理研究などを行う会社もあります。
4. 役員運転手を外注するデメリットは?
メリットの多い外注ですが、デメリットがないわけではありません。
依頼の仕方によっては、あまりメリットがないこともあります。
外注の2つのデメリットを確認してみましょう。
4-1. 場合によってはコストがかかる
普段あまり必要ない方は、スポットで依頼することが多くなります。
しかしひと月に依頼する日数によっては、むしろ月極契約の方がよい場合もあります。
スポット契約を月極契約に切り替える目安は、ひと月あたり10日程度依頼する場合です。
それ以上依頼するのであれば、月極契約にした方がお得です。
また月極契約であれば同じドライバーが来てくれるため、行く場所や会社についての説明がいらないメリットもあります。
ただし派遣会社の中には「1年契約が必要」など、契約期間に縛りのある会社もあるため、事前に確認することをおすすめします。
4-2. 外注できるのは都市部中心
役員運転手の派遣会社は、主に都市部が中心です。
比較的広範囲をカバーしている会社もありますが、多くの派遣会社では地方への派遣は難しいことがほとんど。
地方の方が外注を探す場合は、なかなか対応してくれる会社が見つからないといったデメリットを感じることもあるでしょう。
5. 役員運転手を外注するなら「セントラルサービス」
「セントラルサービス」は、東京を中心とした役員運転手の派遣・請負会社です。
スポット契約・月極契約をご用意し、お客様のご要望にあったプランをご紹介します。
登録ドライバーは500名以上。
高い技術に定評があります。
それは運転技術・ルート設定の方法などはもちろん、挨拶の仕方や立ち居振る舞いに関しても徹底した研修制度があるためです。
ご一緒した際に、お客様に恥ずかしい思いをさせないようなスキルがあり、ホスピタリティマインドにあふれるドライバーを派遣いたします。
安心してご依頼ください。
ご不安な点や、ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
「セントラルサービス株式会社」
TEL:03-6380-9151
メールでのお問い合わせはこちらまで
6. まとめ
ここでは役員運転手の外注方法をご紹介しました。
運転手のみ外注する場合、直接雇用に比べ、費用を抑えられることや教育の必要がないといったメリットがあります。
いくつかのデメリットがあるものの、上手に活用すれば直接雇用以上に、優れた人材を低コストで雇用できるでしょう。
役員の命を守り、安心して任せるためにも外注はおすすめの方法と言えます。
とはいえ派遣会社ごとに費用や、教育内容は異なります。
よく調べたうえで、費用対効果の高い、良質な業者選びをしましょう。
カテゴリ:Blog