役員車の運転手は「派遣」が人気!直接雇用より人気の理由と費用紹介
2022年03月17日
近年では役員車の運転手に、派遣のドライバーを雇用する企業が増えています。
役員車の運転手は、企業の重要な役割を担う役員の命を任せる、非常に責任の重い仕事です。
だからこそ高いスキルを持った人材を雇用したいのはどの企業も同じ。
雇用する際には、細心の注意を払って人材を見極めているはずです。
そんな中、なぜ派遣の運転手に人気が集まっているのでしょうか?
そのポイントは「コスパ」と「スキル」。
そこで今回は、役員車の運転手に派遣が人気のこれらのポイントについて詳しくご紹介します。
派遣運転手の費用相場や依頼の際の注意点もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
1. 役員車の運転手は派遣がおすすめな理由
役員車の運転手を雇用する方法は、「直接雇用」もしくは「派遣会社に依頼」の2種類があります。
以前は直接雇用が一般的でしたが、最近では派遣会社に依頼する企業が増えてきています。
その理由は、次の5つのメリットがあるからです。
<運転手を派遣会社に依頼するメリット>
①コスパがよい
②教育の必要がない
③スキルが身についている
④希望の人材を伝えられる
⑤急な休みはほかのドライバーが対応
もう少し詳しくご紹介します。
1-1. ①コスパがよい
派遣会社に運転手を依頼した場合、一般的に直接雇用するよりも費用が抑えられると言われています。
その理由は、直接雇用の場合、給与以外にも社会保険や退職金の積み立てといったランニングコストがかかるためです。
これらと給与をすべて合計すると、実際支払っている給与額よりもはるかに高い金額が、一人の人材にかかっていることが分かります。
派遣の運転手の場合、必要な費用は月々の支払いのみ。
どの程度の差が出るか気になる方は、実際どの程度ランニングコストがかかるのか、自社の数字と照らし合わせて計算してみるとよいでしょう。
1-2. ②教育の必要がない
派遣会社では、派遣先でご迷惑にならないよう、運転手に対しさまざまな研修を行っています。
厳しい派遣会社では運転技術の向上にととどまらず、ビジネスマナー・身だしなみ・運行ルートの設定方法など、役員運転手が身につけておくべき知識をみっちり叩き込まれます。
そのため派遣先では教育の必要がなく、即戦力として働き始められるのです。
そもそも運転手に対し、必要な教育ができる企業はそれほど多くありません。
一般の社員とは教育内容がまったく違い、ノウハウがないためです。
そのため身につけるべき知識やスキルが身についていないまま、業務を行っている場合も多く見受けられます。
1-3. ③運転手に必要なスキルが身についている
役員車の運転手は、会社の幹部のように影響力のある方をお客様としています。
そのため運転手はさまざまなスキルを必要とします。
<役員車の運転手に必要なスキル>
・運転技術
・高度なビジネスマナー
・コミュニケーション能力
・守秘義務の徹底
・細やかな心配り など
役員運転手ならではのスキルも多く、誰かに教えてもらわなければ分からないことも多々あります。
運転が上手な人材は、数多くいます。
しかし一流の役員運転手になるには、それだけでは不十分。
だからこそ、派遣会社の教育体制が求められるのです。
1-4. ④人材の希望を伝えられる
派遣会社には、ほかにもさまざまなスキルのある運転手が所属しています。
たとえば英語が堪能な運転手や、土地勘に優れている運転手、役員運転手としてのキャリアが長い運転手などです。
企業が求人募集をしてそのようなスキルのある人材を見つけ出すのは、至難の業。
募集をかけたところで、必ずしも求める人材が来てくれるとは限りません。
その点派遣会社では、希望を伝えさえすればそれに合った人材を紹介してもらえます。
採用担当者の手を煩わせることなく、希望の人材を見つけられる点は、派遣の大きなメリットです。
1-5. ⑤急な休みはほかの運転手が対応
直接雇用した場合、運転手が急に休んでしまうと、ほかに運転業務をできる人材がおらず、役員の仕事に支障をきたしてしまう可能性があります。
そのため運転手は、有休休暇が取得しづらい、体調が悪くても出勤しなければならないといったことも。
その点派遣の場合、急に運転手が休むことになってもバックアップ体制が整っています。
お客様の業務に支障が出ないよう、別のドライバーを派遣し、臨機応変に対応しているのです。
2. 役員車の運転手を派遣会社に依頼する費用
では具体的に、派遣の運転手はどの程度の費用が掛かるのでしょうか?
派遣の場合、月極契約で依頼することが一般的です。
その場合ひと月当たり税込み45万円程度から費用がかかります。
費用は企業によって違うほか、運転する車の車種・ドライバーのスキルなどで変わる可能性があります。
中には70万円以上かかる派遣会社もあり、必ずしも直接雇用よりも割安とは限りません。
そのため、複数の派遣会社に見積もりを取って見比べてみることをおすすめします。
また月極契約以外にも、スポット契約を設定している派遣会社もあります。
スポット契約は、4時間(半日)・8~9時間(1日)など、短時間だけ依頼する方法です。
出張の際に空港や駅まで送迎してもらう場合や、接待ゴルフなどで活用するなど、普段はそれほど運転手が必要ない会社にとっては、便利な契約方法です。
3. 役員車の運転手を派遣会社に依頼する注意点
とはいえ派遣の運転手がすべてにおいて万能なわけではありません。
依頼するにあたり、注意しなければならないこともあります。
契約後にトラブルにならないよう、把握しておきましょう。
3-1. 役員車と関係のない仕事は頼めないことも
基本的に派遣の運転手には、運転業務や役員車に関わる点検・清掃以外の業務は行いません。
ちょっとした買い物程度なら頼める派遣会社もありますが、待機時間にほかの部署の業務をさせるようなことは基本的に難しいでしょう。
そのため運転時間よりも待機時間が長い場合は、スポット契約を考えるなど、無駄のない依頼の仕方を考える必要があります。
3-2. 依頼する日数に注意
稼働日数が少ない場合、スポット契約を依頼した方が割安です。
しかしスポット契約で月に何度も依頼すると、かえって割高になることがあります。
目安としては1か月あたりの依頼日数が10日を超える場合です。
その場合は月極契約を検討してみましょう。
そのような費用面に関しても派遣会社に相談が可能です。
4. 役員車の運転手なら派遣会社「セントラルサービス」へ
「セントラルサービス」は、東京を中心とした役員運転手専門の派遣・請負会社です。
500名を超える登録者の中から、お客様のご希望にあった運転手をご紹介いたします。
弊社の研修は、企業様から研修依頼をいただくほど、きめ細やかで手厚い内容を誇っています。
そのような研修を受けた運転手たちは、当然高いスキルの身についた一流のドライバー。
日々多くのお客様にご満足いただいております。
ご興味のあるご担当者様はお気軽にお問い合わせください。
「セントラルサービス株式会社」
TEL:03-6380-9151
メールでのお問い合わせはこちらまで
5. まとめ
今回は役員車の運転手に派遣がおすすめな理由をご紹介しました。
派遣の運転手には、仕事内容や依頼日数などの注意点はあるものの、費用面・技術面など以下のように多くの点で直接雇用に負けないメリットがあります。
<運転手を派遣会社に依頼するメリット>
①コスパがよい
②教育の必要がない
③スキルが身についている
④希望の人材を伝えられる
⑤急な休みはほかのドライバーが対応
そのため派遣の運転手は、今後もますます需要が伸びていくでしょう。
役員の命を預ける運転手だからこそ、よい人材を雇用したいもの。
ぜひ研修内容が充実した派遣会社を見つけて、よい人材を確保してください。
カテゴリ:Blog