社用車を擦ったときに黙ってるのは厳禁!ドライバーが本当に安心して働くには
2024年06月26日
社用車を擦ったときに黙ってる人が多い職場にいると、報告しなくてよいのか、軽くなら擦っても問題ないのかなど、判断基準があいまいになってしまうのではないでしょうか。
しかし社用車を擦ったときには、ドライバーは報告しなくてはなりません。
またそのときに黙っていても、傷自体は車検時・点検時に発覚するため、いずれはバレてしまうでしょう。
この記事では、社用車を擦ったときに黙ってるのが厳禁な理由や、一般的な報告フローについてご紹介します。
報告すべき理由を知り、すっきりとした気持ちで業務に臨みましょう。
目次
1. 社用車を擦ったときに黙ってるのが厳禁な理由とは
社用車を擦ったために傷がついた場合は、できるだけ早くに対処する必要があります。
ドライバーとしてプロフェッショナルになりたい方は、これからご紹介する4つの理由を把握し、迅速かつ誠実な対応ができるよう意識しておきましょう。
1-1. 信用を失わないため
自社、または送迎を担当している取引先に関するエンドクライアントの信用を失わないためには、車両を万全な状態に保たなければなりません。
車両が傷だらけだったり汚れていたりすれば、運転・メンテナンスの雑さや、修理費用が捻出できない経営難を連想させ、悪い印象を与えてしまうでしょう。
自社や取引先の信用を良好に保ち、ビジネスをよりよく展開していきたい場合は、小さな傷でも早急に対処すべきといえます。
1-2. 車体のダメージを軽減するため
車両に傷ができると、塗装が剥げた箇所から酸化が進み、サビの原因になります。
傷を放置すればさらにダメージが拡大し、修理費用がかさむだけでなく、穴あきにつながる可能性もあります。
「サイドシルの下で目立たないから」「リアバンパー部分だから」など、場所に関係なく、早期に対処しましょう。
また、なかには「これくらい細かな傷なら」と自身でこっそり修理してしまう方もいらっしゃいます。
自身で修理する場合、塗りムラや色の違いで傷がさらに目立ってしまって、悪化させる場合もある点を把握しておきましょう。
とはいえ、うまく塗装できても車検時・点検時にバレる可能性が高いため、擦ったらきちんと会社に申告する必要があります。
1-3. 黙ってることが常態化するのを防ぐため
社用車を擦ったことが発覚しなければ、新しく傷をつけても申告しなくなる可能性が高まります。
また傷がついている状態がデフォルトになってしまい、傷が増えることに抵抗感を覚えなくなり、状態悪化に拍車がかかってしまうでしょう。
くわえて、報告せずミスを隠すことに抵抗がなくなれば、さらに大きなミスを生む可能性がある点も把握しておかなければなりません。
小さなトラブルでも報告する癖をつけ、適切な管理をしていく必要があります。
1-4. ミスの再発やドライバーの意識低下につながるため
「擦っても、黙っていれば叱責や注意を受けなかった」という誤った成功体験をしてしまうことで、ドライバーの責任意識が低下する恐れがあります。
車両や自身の提供するサービスに対して責任感がなくなれば、さらに大きなミスや事故につながる可能性が高まるでしょう。
自身やお客様のためにも、細かなことでもきちんと報告を上げることが大切です。
2. 社用車を擦ったときに黙ってるとバレる?バレない?
プロフェッショナルのドライバーでも報告をせずに黙ってる場合もありますが、ゆくゆくはバレてしまいます。
擦ったことがバレるタイミングとしては、主に下記が挙げられます。
・他人が社用車を使うにあたり、乗車前後の車両点検をしたとき
・車検、点検時
・ドライブレコーダーの記録をチェックしたとき
社用車を擦ったときは、ドライバーは、どのような軽微な傷でも企業・雇用主に報告する義務を負っています。
車両は会社の資産にあたることと、修理費用に際しては保険が関係してくることが理由です。
いずれバレてしまうのであれば、すぐに報告をするほうが、信用の低下をはじめとした悪影響を軽減できるでしょう。
3. 社用車を擦ったときの報告フロー
社用車を擦ったときには、口頭での報告、または事故報告書の提出を課す企業が多く見られます。
修理の必要がない軽微な傷の場合のみ口頭での報告でよいとするケースもあり、企業によって対応方法はさまざまです。
しかし伝達フローの滞りや報告忘れを防止するとともに、証拠を残しデータを蓄積しておくためには、事故報告書を残しておくことが望ましいといえるでしょう。
4. 社用車を擦らないために保ちたいドライバー意識
社用車を擦らないためには、安全運転の徹底と、健康維持に努めることが重要です。
毎日運転するゆえにないがしろにしてしまっていることがないか、気を抜いてしまうタイミングがないかなど、あらためて運転の様子をチェックしましょう。
またドライバーとして注意しておきたいのが、十分な睡眠を取り、心身の健康を保つことです。
規則正しい生活を徹底することが難しい職種でも、できるだけしっかりとした睡眠を取り、事故につながるような体調で運転する事態を避けましょう。
5. 社用車を擦ったときも安心|ドライバーが安心して勤務できる会社の取り組み
どれだけ気をつけて社用車を運転していても、思わぬトラブルによって傷ができてしまうケースもあります。
車体を擦って傷がついてしまったときには、会社へ報告し、迅速に対応しなければなりません。
ここでは、トラブル発生時も安心して対応にあたれる企業における主な取り組みについてご紹介します。
5-1. 万が一のトラブルにも迅速に対応
安心して業務にあたれる会社の特徴として、車両保険への加入、修理工場との迅速な連絡・連携など、トラブルに対してスピーディな対応ができる体制が整っていることが挙げられるでしょう。
あらかじめ対応フローが決まっており、ミスに対する受け入れ体制が整っていれば、いざというときも明確かつ迅速な指示を受け、滞りなく業務を進められます。
5-2. 報告しやすい環境
ミスの報告をすると厳しい叱責が待ち受ける環境では、社用車を擦ったときに黙ってる人が増えてしまいます。
原因究明に取り組む姿勢をもって叱責をしすぎない職場環境が整っていたり、トラブル用の窓口があったり、明確な報告フローが周知されている企業は、報告しやすく安心できる企業といえます。
5-3. スキルアップできる機会の提供
日々乗車していれば、どうしてもトラブルは生じてしまうものです。
なかには、トラブルの発生件数を減らせるよう、研修制度・資格取得支援制度などスキルアップの環境を整えている企業もあります。
こうした企業なら、さらに高い運転スキルを身につけられるため、トラブルを減らせて安心です。
6. 体制の整った会社でプロドライバーを目指すなら「セントラルサービスグループ」
社用車を擦ったことによるトラブルや信用低下を防ぐには、黙ってることが常態化した会社ではなく、報告と対応の体制が整った会社で勤務することが重要です。
「セントラルサービスグループ」では、充実の研修体制を整え、ドライバーの方が安心して業務に臨める環境を整えています。
「セントラルサービスグループ」は、東京都・神奈川県・埼玉県の一部を対象に役員運転手の派遣業務を担っている企業です。
プロフェッショナルのドライバーを目指したい方、体制が整った安心の環境で働きたい方は、ぜひ「セントラルサービスグループ」から詳細をご確認ください。
7. まとめ
社用車を擦った際に黙ってることを選ぶ方は一定数いらっしゃいます。
しかし自社を信用してもらうため、安心して利用してもらうためには傷つきはすぐに対処しなければなりません。
あらかじめ自社における報告フローを確認しておき、きちんと対応するようにしましょう。
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