「車を運転するのが好き」

「運転スキルを仕事に活かしたい」

 

上記のようにお考えの場合、タクシーやバスの運転手などをイメージされるのではないでしょうか？

 

ただ、詳しく調べてみると、現在はそのほかにもさまざまな車の運転の仕事があります。

 

この記事では、車を運転する仕事に共通する魅力をお伝えしたうえで、おすすめの5つの仕事の内容や報酬を解説します。

運転が好きな方、車の運転を仕事にして高収入を得たい方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

1.車を運転する仕事に共通する魅力とは？

 

仕事の魅力は車を運転できること以外にもいくつかあります。

次にご紹介する魅力に惹かれた方は、車を運転する仕事に向いているかもしれません。

 

1-1.運転スキルを活かせる

 

車を運転する仕事においては、運転スキルと運転中の判断力が欠かせません。

もともと車の運転が好きで車によく乗られている方なら、最低限の運転スキルは備わっている可能性があります。

一から新たなスキルを習得するのは大変ですが、車の運転が好きな方であれば、スムーズに仕事に馴染めるでしょう。

 

1-2.成果を実感しやすい 

 

荷物を目的地に届けたり、顧客を安全に目的地まで送り届けたりすることで、自分の仕事の成果が目に見えてわかります。

目標達成や貢献を実感しやすく、モチベーションを高く保ちながら仕事に取り組めるのも魅力です。

 

1-3.高収入を目指せる

 

詳細は次にご紹介しますが、例えば役員運転手の平均年収は約410万円前後、トラックドライバーの平均年収は約480万円前後です。

現在の月収や年収に不満を持たれている方にとっても、高収入であることは大きな魅力といえるでしょう。

 

2.車の運転をメイン業務とする仕事5選

 

車を運転する仕事といえば、タクシードライバーやトラックドライバーなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし車の運転をメイン業務とする仕事には、さまざまな職種が存在します。

今回は厳選して5つの職種との仕事内容や給与・待遇についてまとめました。

 

2-1.役員運転手

 

会社の社長や役員クラスの方の専属運転手として、目的地まで安全に送迎を行います。

研修制度の整った会社であれば未経験でも就業が可能です。

また、高級車を運転できるほか、一度専属運転手の座に就けば長期的に安定した収入が見込めるなどの魅力があります。

 

2-1-1.仕事内容

 

社長や役員を、打ち合わせ先などへ安全に送迎するのが主な業務です。

目的地までのスムーズな運転だけでなく、心地よく過ごしてもらうための気遣いやコミュニケーションスキルも求められます。

 

2-1-2.給料・待遇

 

役員運転手の働き方には正社員、業務委託、派遣契約などがあります。

厚生労働省が公表する令和5年度の統計調査結果（参考：厚生労働省 -令和5年賃金構造基本統計調査　結果の概況-）によれば、役員運転手の平均年収は約410万円前後です。

なお、正社員の場合は賞与が用意されていることが多く、一般的に高収入といわれています。

 

2-2.タクシードライバー

 

お客様を乗せて目的地へ送迎します。

普通運転免許のほか、第二種運転免許と、東京、神奈川、大阪で働く場合は「輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験」の合格が必要です。

普通免許を持っている21歳以上ならタクシー会社に就職すること自体は可能で、第二種免許の資格取得試験を支援する企業も多く見られます。

 

2-2-1.仕事内容

 

地域の公共交通機関として、さまざまなお客様を目的地まで安全に送迎するのが主な仕事内容です。

一般的なタクシードライバーのほかにも、「介護タクシー」「妊婦応援タクシー」「観光タクシー」など、お客様のニーズに特化したタクシードライバーの仕事も存在します。

昨今ではカーナビやドライブレコーダーの導入により、女性ドライバーも増えつつあるのも注目ポイントです。

 

2-2-2.給料・待遇

 

給与は歩合制ですが、最低給与保証があります。

1か月の乗務回数に上限が設けられており、安心して働けるのも魅力です。

厚生労働省より事業の受託している一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会によると、全国平均の年収は約360万円（参考：タクシー業界まるわかりHANDBOOK）といわれています。

 

2-3.ルート配送ドライバー

 

特定の日時、ルートで決められたお客様のところへ荷物を届けたり、集荷したりする仕事です。

2トントラックを運転する業務もありますが、普通自動車を使った業務もあります。

最初は先輩の車に同乗したり、運行管理などの研修を受けたりするため未経験でも働きやすいのが特徴です。

 

2-3-1.仕事内容

 

コンビニやスーパーへの商品配送、クリーニング店への商品配送、病院などへのクリーニング済み衣料の配送など、就業先が契約するクライアントのもとを回るのが主な仕事内容です。

近距離内での業務が多く、一度ルートを覚えるとスムーズに仕事が進みます。

一方で、配送先との円滑なコミュニケーションや挨拶などのマナーも必要です。

 

2-3-2.給料・待遇

 

正社員、契約社員、パートタイマーが主な雇用形態です。

職業情報提供サイト「jobtag」によれば、平均年収は約390万円とされています。（参考：jobtag -ルート配送ドライバー）

 

2-4.トラックドライバー

 

貨物自動車を利用して近距離、または中・長距離へ貨物を運びます。

車の運転をメイン業務とする他の業種と比較すると、高卒未満で働ける会社も比較的見つけやすい傾向にあり、学歴で就職先にお悩みの方にもおすすめです。

 

2-4-1.仕事内容

 

就業先によって、小型トラック、中型トラック、大型トラックの運転業務があります。

小型トラックは近距離の移動と荷物の積み下ろし作業が多い傾向にあり、中型・大型トラックでは100km単位での長距離移動も珍しくなく、車中泊するケースもあるのが特徴です。

トラックドライバーは、接客するようなコミュニケーション能力は不要で、一人で運転の時間を満喫できます。

 

2-4-2.給料・待遇

 

厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」によれば、パートやアルバイト、契約社員などよりも、正社員での雇用が多いです。

平均年収は約480万円前後といわれています。（参考：jobtag -トラック運転手-）

 

2-5.セールスドライバー

 

先にご紹介したルート配送業務に、営業活動が加わります。

就業先によってノルマの有無は異なりますが、ノルマがあれば頑張りによっては高収入も見込める職種です。

営業職の経験がある方はスムーズに馴染めるでしょう。

 

2-5-1.仕事内容

 

あらかじめ決まった店舗へ荷物を届けたり、集荷をしたりするほか、集金業務や、より多くの配送を任せてもらえるよう提案する業務も行います。

営業は固定客のもとで行うのが一般的です。

営業力を含めたコミュニケーション能力が必須ですが、飛び込み営業よりも負担が少なく、収入アップを狙いやすいメリットがあります。

 

2-5-2.給料・待遇

 

正社員やパートタイマーなどの働き方があります。

厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」によれば、平均年収は390万円前後です。（参考：jobtag -ルート配送ドライバー）

就業先によっては営業の成績に応じたインセンティブがもらえるケースもあります。

 

3.まとめ

 

車を運転する仕事には、高収入を目指せる職種もいくつかあります。

車を運転するのが好きな方で、現在の就業先に不満をお持ちの方には特におすすめです。

 

なお、セントラルサービス株式会社では、役員運転手として働いていただける方を積極的に募集しております。

手厚い研修制度をご用意してお待ちしておりますので、未経験の方もぜひご応募ください。