役員運転手になる方法|正社員・アルバイト・契約社員の給与とメリット紹介
2021年10月26日
役員運転手とは企業に所属し、その企業の役員を自宅や目的地まで送迎することが仕事です。
その雇用方法は「正社員」「アルバイト・パート」「契約社員」とさまざまです。
当然給与には違いがあり、アルバイトやパートの場合は、その収入だけで生活するのは厳しいことも。
子育てや趣味などプライベートを優先させる場合は契約社員やアルバイト、将来を見据えるなら正社員など、ライフスタイルによって選びましょう。
ここではそれぞれの雇用方法のメリット・デメリットと給与について詳しくご紹介します。
役員運転手になろうとお考えの方は参考にしてみてください。
目次
1、役員運転手の業務とは
役員運転手とは、車の運転が主な業務。
自分の会社の社長や役員を、安心・安全に目的地までお送りします。
運転しない間は、次の運転まで待機時間です。
車の点検や清掃、次の目的地までのルート設定をおこなったり、仮眠をする場合もあります。
基本的に担当する役員のスケジュールが優先され、会社によっては残業や休日出勤などが頻繁な場合もあります。
そのため待機時間が長いうえに、拘束時間も長めなのが役員運転手です。
1-1. 役員運転手の適性
役員運転手は役員のスケジュールに合わせて動くため、自分のプライベートが犠牲になってしまうこともあります。
そのため「人の役に立てる仕事がしたい、誰かを支える縁の下の力持ちのような仕事がしたい」と考えている人に向いている仕事です。
逆に自分の好きなペースで仕事をしたいような人には、あまり向いていない業務だと言えます。
1-2. 役員運転手に必要なスキル
必要な資格は普通自動車第一種運転免許だけで、二種免許は必要ありません。
ただしVIPの方がお客様なので、ハイレベルなスキルが求められます。
求められるスキルは以下のようなものです。
《役員運転手に求められるスキル》
・高度な運転技術
・ビジネスマナー
・守秘義務の徹底
・こまやかな心遣い など
正社員であろうと、アルバイトや契約社員であろうと、役員の命を預かる点は変わりません。
優秀な役員運転手はこれらのスキルを身につけ、日々安全運転を心がけています。
2、正社員で役員運転手になる
役員運転手になるには「正社員」「アルバイト・パート」「契約社員」などの方法があります。
そしてそれぞれの雇用形態には、メリットやデメリットがあります。
給与とあわせて確認してみましょう。
まずは「正社員」の場合です。
正社員の役員運転手の給与は年収にすると250万~600万円程度と言われています。
もし年収が250万円でこのうちボーナスが給与2ヶ月分含まれているとすると、月給は約18万円。
同じように計算すると600万の年収だった場合は約43万円です。
正社員は収入にかなりの差があることが分かります。
ではどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか?
確認してみましょう。
2-1. 正社員の役員運転手のメリット・デメリット
正社員の場合よほどのことがない限り解雇されることはなく、賞与や退職金も期待できます。
ただし責任が伴うため、有給休暇をまとめて取得するようなことはかなり難しいでしょう。
《正社員の役員運転手のメリット・デメリット》
メリット | デメリット |
・安定した雇用
・昇給が期待できる ・退職金がもらえる ・出世のチャンスがある ・福利厚生が充実している |
・休暇が取りにくい
・転勤の可能性がある |
3、アルバイト・パートで役員運転手になる
決して求人は多くはありませんが、アルバイトで役員運転手になる方法もあります。
アルバイトの場合は毎日業務があるわけではなく、週に1~2日程度しか出勤がない場合もあります。
この場合の時給は1,250円~2,200円。
日給で12,000円~20,000円程度出る場合もあります。
東京などの都市部では比較的時給も高くいい案件があります。
しかし地方へ行くと、求人数はぐっと減ってしまうので、探してもなかなかいい求人には巡り合えないかもしれません。
3-1. アルバイト・パートの役員運転手のメリット・デメリット
アルバイトの役員運転手は、求人募集が少ないですが探せば見つけることができます。
《アルバイト・パートの役員運転手のメリット・デメリット》
メリット | デメリット |
・時間を自由に使える
・休みを取りやすい ・働く日数を自分で決められる |
・収入が不安定
・アルバイトの収入だけで生活は厳しい |
アルバイト・パートで仕事をする場合、最大のメリットは「自由」があることです。
ただしアルバイトだけでは生活できないため、副業をするなどなんらかの対策が必要です。
4、契約社員の役員運転手になる
契約社員と正社員の大きな違いは、雇用期間があるかどうかです。
雇用期間満了後は引き続き契約してもらえる場合もあれば、そうでない場合もあります。
通常契約社員の仕事内容は、正社員とほぼ変わりません。
就業時間も同様です。
ただし中には、アルバイトのように勤務時間が短く設定されている場合もあります。
もしも正社員雇用がなくやむを得ず契約社員になる場合は、今後は正社員雇用も視野に入れたものなのかをあらかじめ確認しましょう。
4-1. 契約社員の役員運転手のメリット・デメリット
契約社員の役員運転手のメリット・デメリットを確認しましょう。
《契約社員の役員運転手のメリット・デメリット》
メリット | デメリット |
・プライベートも楽しめる
・副業が可能 |
・長期雇用が難しい
・退職金が出ない ・賞与が出ても少なめ ・福利厚生が正社員ほど充実していない ・出世の可能性が低い |
契約社員の場合、正社員ほど責任のある仕事が任されず、いつ契約を解除されるかも分かりません。
自由ではありますが不安定な雇用方法と言えます。
プライベートを優先させたい方におすすめです。
5、派遣の役員運転手という方法も
「正社員」「アルバイト・パート」「契約社員」の他に役員運転手になる方法として「派遣」があります。
派遣の場合は、派遣会社に所属しお客様の企業へ出向くことになります。
派遣会社によって雇用方法はまちまちで、正社員として雇用している会社もあれば委託契約を結ぶ会社もありますので、希望の雇用方法がある方は注意が必要です。
派遣のメリットは、スキルを身につけられるところです。
ほとんどの派遣会社に研修制度があり、運転技術だけでなく役員運転手に必要なスキルをじっくりと学べます。
デメリットは必ずしもすぐに仕事に就けるとは限らないことです。
5-1. 「セントラルサービス」の役員運転手
「セントラルサービス」は東京を中心とした役員運転手の派遣・請負会社です。
ドライバーの皆さんへは、基本的に月給制で26万~50万円をお約束します。
また売り上げなどで成果のあったドライバーの方は、給与に反映させたり、条件のいい案件を優先的にご紹介します。
努力次第で高収入も期待できるため、やる気もアップするのではないでしょうか?
また研修内容にも定評があります。
運転技術の向上はもちろん、ビジネスマナーや役員運転手ならではの気遣いの仕方・身だしなみなどなど、役員運転手の経験のない方でも自信をもってお客様の元で働けるよう、手厚い研修を行っています。
6、まとめ
役員運転手になるには「正社員」「アルバイト・パート」「契約社員」といった方法があります。
プライベートを優先させるのか、仕事に専念して安定した給与をもらいたいのかなど、ライフスタイルに合わせて仕事を選びましょう。
またスキルを身につけてから仕事をしたい方は、「派遣社員」という方法もあります。
「セントラルサービス」では、一緒に働いてくれるホスピタリティ溢れる方を探しています。
派遣の仕事に興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
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