中小企業が役員車を購入するポイントとおすすめ車種紹介
2022年01月24日
役員車を活用しているのは、大企業だけではありません。
中小企業の社長や役員も、ハイグレードな役員車に乗っています。
しかし購入の際には、少し気を付けるポイントがあります。
そのポイントとは「周囲への配慮」です。
取引先や親会社・関連企業など関わりのある会社をたて、慎重な車選びをすれば、今後の関係も良好に保てるでしょう。
そこで今回は、中小企業が役員車を購入する際に注意するべき5つのポイントと、おすすめの車種をご紹介します。
どのような車がよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1. 中小企業が役員車を選ぶポイント
中小企業が役員車を購入する場合、いくつかポイントがあります。
まずは周囲への配慮。
取引先やお客様との付き合いも考慮したうえで、購入したほうがよいでしょう。
また社内の社員に対しても気配りが必要です。
ほかにも仕事をしやすくするために考慮するべきポイントもあります。
ここからは、もう少し詳しく掘り下げてご紹介します。
1-1. 周囲に合わせる
中小企業が役員車を購入する場合、まず注意しなければならないのは、取引先企業です。
自社の商品やサービスを使っていただいている取引先企業よりも高額すぎる役員車は、相手に不快な思いをさせてしまう可能性があります。
たとえば同じ車種だとしても、少しグレードを落とすなど、気配りが必要です。
これは親会社がある場合も同様です。
役員車を購入する前に、相手先企業の役員車をチェックするなどして、購入の参考にしましょう。
1-2. 高すぎず・安すぎず
取引先企業に対し失礼にならないよう、高すぎる役員車は避けた方が無難です。
ただし、安すぎるのも問題があります。
たとえば新しく取引をしようとしている企業へ、あまりにも安すぎる役員車で行ってしまうと、その程度の会社なのだと判断されてしまいます。
取引で下に見られてしまったり、安く買いたたかれてしまったりしては、商売になりません。
取引をうまく進めるためにも、「高すぎず・安すぎず」な役員車を選択しましょう。
1-3. 営業車との差をつけすぎない
会社には役員車だけでなく、営業車もあるでしょう。
その営業車との価格差をあまり大きくしてしまうと、従業員のモチベーションに影響が出ます。
もちろん役員車と営業車では、役目が違います。
使う用途が違えば乗る車が違うのも当然のこと。
ただその営業車に乗るたびに、不自由な思いをしているようでは、従業員もやる気が出ないでしょう。
適材適所という言葉があるように、その分野で使いやすい車を選ぶことが重要です。
1-4. 自分で運転するならやる気の出る車
もしも役員車の運転を役員自ら行うようであれば、乗るたびに気持ちの上がるような車を選びましょう。
運転が好きな人ならスムーズな走りに定評のある車、荷物を多く運ぶなら出し入れしやすい車、乗り心地にこだわるなら内装が充実している車…と、やる気の出るような車がおすすめです。
間違っても、運転が苦手なのに大型で運転しにくい車などは、避けましょう。
1-5. 国産車の方が柔和に見えることも
役員車というと、ベンツやBMWなどの高級な外車もイメージされます。
そのような海外の車も高級感があり、乗り心地も抜群で人気です。
ただ見た目から、国産車の方が柔らかい印象に感じる方もいらっしゃるようです。
取引先に行くことの多い中小企業の役員車なら、派手な見た目よりは、落ち着いた外観の車の方が、印象がよいでしょう。
2. 中小企業の役員車におすすめの車種
では具体的に、どの車種が中小企業の役員車に向いているのでしょうか?
ここでは国産車の中から厳選して2台ご紹介します。
2-1. クラウン
王冠マークのクラウンと言えば、誰でも知っている国産高級車です。
1980年代のCMで「いつかはクラウン」と言われたように、昔からクラウンに乗ることがステータスのように考えられていました。
それは現在でも変わりません。
大型のわりに小回りが利き、運転しやすい作り。
加速もスムーズで、首都高や高速道路も難なく走行できます。
重心は低めで揺れにくく、後部座席で仕事をする役員の方も快適に移動時間を過ごせるでしょう。
価格は400万円後半から700万円台。
人気のハイブリッド車も価格帯が豊富で、取引先の車と比較しながらちょうどよいグレードの車を選べるでしょう。
2-2. フーガ
日産車の中でも、役員車として人気があるのがフーガです。
外観はフォーマルなスタイルのクラウンに対し、フーガはややアクティブな印象のフォルム。
とはいえ高級感のある外装は、派手過ぎず、落ち着いた雰囲気があります。
シンプルなスタイルのため、長く乗っても飽きのこないデザインといえるでしょう。
また3,500㏄の大排気量で余裕の走り。
自身で車の運転を楽しみたい方にも満足のいくパワーがあります。
シートの座り心地も抜群で、長時間の移動も苦になりません。
価格は500万円代前半~700万円代と、クラウンと大きな違いはありません。
3. 4年落ちの中古車もねらい目
新車にこだわらないのであれば、中古車も選択肢の一つとして考慮してみるのもよいでしょう。
車の購入をした場合、通常は耐用年数に合わせて減価償却をし、毎年決まった額を経費として落としていきます。
新車の場合の減価償却期間は6年です。
それに対し中古車は、新車として登録された年からの経過年数が減価償却期間の目安です。
大まかな目安は以下のようになります。
新車登録より経過した年数 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 |
耐用年数 | 5 | 4 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 |
お気付きのように新車登録から4年目以降は、減価償却期間がすべて2年。減価償却期間をなるべく短くして、節税対策をしたいのであれば、4年落ちの中古車を購入するのがおすすめです。
4. 役員車の運転は「セントラルサービス」
中小企業の役員の方々は、皆さん非常に多忙な方ばかりです。
運転も自分で行うとなると、非常に負担になります。
そこで役員車の運転を専門のドライバーに任せてはいかがでしょうか?
ドライバーがいれば、移動中の社内は、仕事をしたり休息をとったりと自由に過ごせます。
移動時間が長ければ、それだけ仕事もはかどるでしょう。
また役員運転手がいれば、取引先でも注目を集めます。
それだけ会社の業績に余裕がある優良企業だと判断されるはずです。
弊社「セントラルサービス」は、忙しいお客様のサポートをする、役員運転手専門の派遣・請負会社です。
役員車のように大型の車両も難なく運転できるハイスキルのドライバーが、多数所属しております。
役員運転手としてのマナーも、研修によりしっかりマスターし、どこへ行っても恥ずかしくないプロドライバーをご紹介いたします。
仕事が多忙で運転がつらい、移動時間も仕事に充てたいという方は、お気軽にご相談ください。
「セントラルサービス株式会社」
TEL:03-6380-9151
メールでのお問い合わせはこちら まで
5. まとめ
今回は中小企業の方の役員車選びのポイントをご紹介しました。
そのポイントは次の5つです。
①周囲に合わせる
②高すぎず・安すぎず
③営業車との差をつけすぎない
④自分で運転するならやる気の出る車
⑤国産車の方が柔和に見える
取引先の方は、役員車にも注目しています。
あまり高すぎる役員車や逆に安すぎる役員車はおすすめしません。
周囲の役員車を観察し、取引先にも配慮して役員車を選びましょう。
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